2007年 03月 24日
清澄白河 vol.3 |
長屋の中から井戸端会議の声が聞こえてきそう。
井戸の脇には陶片や貝殻を入れたゴミ捨て場や厠がありました。
地主は大家に給金を渡して、賃貸料の収集をしてもらいます。
その中にも「大家と言えば親も同然」と言った関係が築かれています。
大家さんは店子や長屋に住まう人の世話や相談をされています。
厠の糞尿は農家の方が大家さんから買い取り、肥料としその賃金で年末に餅をふるまったりされたそうです。
家族の上には長屋のコミュニティーがある事がうかがえました。
二階建ての長屋もあるそうです。
そちらには棟梁や職人さんなど少し上の方々が住まわれていたそうな。
長屋の入り口は夜になると木戸がしめられるようです。
木戸が閉められた後、家賃をきちんと納めていない者は長屋内に入る事には肩身を狭く感じられ・・・・きちんと収めたものは堂々と木戸を叩いて開けてもらった・・・・というその当時に句が残ってました。
↑こう見ると建具が活かされてるんだなと感じます。
寝るときなどは枕屏風なるもので間仕切りをして寝室としたそうです。
家族はだいたい夫婦と子どもがふたりの4人家族。
一部屋の大きさは四畳半~六畳との事。
物が多くなく、整頓されてるさまを見ると狭さは感じなく広くさえ感じます。
物が増えてどんどん狭くなる我が家・・・・少し反省です!
狭い所が落ち着く貧乏性な性分(;^-^)
何回も何回も、まわってしまいました~
庭先にはカタツムリ。
少しイイなぁと思ったのは庭先の木々が本物が植えてある事。
(昨日、載せました桜は作り物ですが)
本物を使うことに、ちょっとしたコダワリを感じました。
あんまりにも同じ所を偶然にまわっていたアラブ系の方に「おくどさん」を指差して「kitchin,kitchin」言ってみたり~
案内のおじいちゃんの江戸っ子ぷりが垣間見れる話し方、大好きです♪
予想外に楽しく過ごせました!
」
by 1nd1go
| 2007-03-24 23:53
| お出掛け